ターミナルプラザことにパトス(札幌市西区琴似1条4 TEL 011-612-8383)で11月16日、札幌を拠点に活動するアーティストによるイベント「銀河旅団」が開催される。
初開催となる同イベントの主催者である浅沼修さんは1964(昭和39)年よりフォーク歌手として活動し、札幌を舞台にした「時計台のある街」の作詞・作曲者。参加者はプロ・アマ問わず、浅沼さんのアーティストつながりの中から特にアーティスト性の高い活動をしている人たちに声を掛け実現したという。18組のグループから成る参加者は20~60代と幅広く総勢約30人に上る。
ジャンルは歌・演奏・舞踊・人形劇・朗読の5種目で、参加者は普段シンガーとして活動する人や、日本の文化を広めようと日本や海外の孤児院などで人形劇でのボランティア活動をする団体などジャンルは多岐にわたる。参加者の一人で人形劇の座長を務める目黒さとみさんは「人形劇は昔、親から子へ何世代にも渡り読み聞かせなどを通じて伝えられたもの。そんな機会を、今の時代だからこそまた違った形で伝えられたら」と話す。
今回のイベントを皮切りに「定期的にこうした芸術イベントを行っていくことを視野に入れている」という浅沼さん。「せっかくアーティストが素晴らしいアート精神を持っていてもパフォーマンスをする場所がなければ意味がない。いろいろな世界観を持つ人たちが同じ場所に一堂に会することによって、アーティストだけでなく、お客さんもみんなで楽しむことができれば」と期待を込める。
開催時間は17時~21時(16時30分開場)。料金は1,000円。