北海道の資源リサイクル商社大手「マテック」(北海道帯広市)は、「リサイクルアート展2015」を開催した。
同社80周年を記念して開かれたイベント。「使用しなくなったもの」を利用した作品を全国から募集、リサイクルを身近に感じてもらい、リサイクルのメッセージを発信したい同社の思いから開催に至った。2月からインターネット上で応募を開始、約2か月間で小学生から一般の部まで159作品が集まった。6月に一次審査会が行われ、小学、中学の部それぞれ4作品、一般の部7作品と審査員特別賞がそれぞれ選ばれた。
7月31日から3日間、札幌地下歩行空間キタサンHIROBAで一般に公開され、約5200人が来場。8月2日は最終審査が行われ、naoさんの「オリコミノハナムケ」がグランプリに、八子晋嗣さんの「RAGTAG-TIME」が準グランプリに輝いた。小学生の部グランプリは森愛栞さん(2年)の「そうじきのぞう」、中学生の部グランプリは北広島西の里中学校美術部の「命を拾ったオオワシ」がそれぞれ選ばれた。
8月10日~12日は新千歳空港2階センタープラザ、8月15日~17日は帯広市民ギャラリーで入賞作品が展示される。同社では来年もリサイクルアート展を開催することを決定した。