「スターバックスコーヒー札幌グランドホテル店」(札幌市中央区北1条西4、TEL 011-222-8060)がリニューアルオープンし、北海道初のコーヒー抽出機器「クローバー」が導入されて約1カ月半がたった。
「クローバー」は全国のスターバックスで22店舗しか設置されていない特別な機器。バキュームプレスという圧力を利用して抽出する方法で香りを逃さずコーヒーを提供している。今回は東京以外の東日本地区、および道内の店舗で初導入された。同店では2011年から希少性の高いコーヒー豆を使う「スターバックス リザーブ」を取り扱っており、「クローバー」を導入したことで「さらにコーヒーの風味や香りなど余すことなく味わえるコーヒーを提供できるようになった」という。
導入から約1カ月半、ストアマネジャーの遠藤衣織さんは「東京の店舗で存在を知っていた方の『待ってました』という声や、珍しい機械なので興味が湧いて注文されるお客さまが多い。初めての方は香りに驚かれる」。コーヒーのファンを中心に、幅広い世代がオーダーするという。
リニューアルされた同店はこれまでワンフロアだったが、店内に仕切りが入り席数は52席に。今年80周年を迎える老舗の札幌グランドホテルの1階にあることから、内装は重厚感がある落ち着いた雰囲気にまとめた。「クローバー」の導入で専用のカウンター席も設置。今後は新しい「スターバックス リザーブ」のコーヒー豆発売時にイベントも開催する予定。遠藤さんは「コーヒーが好きな方、おいしいコーヒーを飲みたい方はぜひカウンターでバリスタと会話しながら楽しんでいただきたい」と呼び掛ける。
営業時間は7時~22時(土曜・日曜・祝日は7時30分から)。