札幌・宮の森のスイーツ&デリカ店「TSURU CAFE」(札幌市中央区宮の森2条5、TEL 011-631-2626)がオープンして1カ月がたった。
オーナーパティシエの鶴岡綾子さん、パティシエ兼シェフの浩行さん夫婦が立ち上げた同店。綾子さんは19歳のときからパティシエの道を歩み始め、大阪、フランス、東京などで働いた後、2010年に北海道へ。大阪の先輩パティシエが札幌で立ち上げた「Bon Vivant(ボン・ヴィバン)」(南11西1)で腕を振るった。
コンセプトは「気軽にフランス伝統菓子を楽しめる店」。ケーキ、焼き菓子を10~20種用意する。「ムラング」(320円)、「サバラン」「パリブレスト」(以上400円)、「サンマルク」(450円)、「オペラ」(480円)、「フロランタン」(200円)、「ブルトンヌ」「マドレーヌ」(以上180円)、春や夏には季節に合わせてフルーツを使った伝統菓子も提供するという。
デリカは、「ロレーヌ」(500円)、「クロックムッシュ」(400円)、「クロックマダム」(450円)やバケットサンド「ジャガイモとベーコン」(500円)、「スモークサーモンとクリームチーズ」(550円)など。
ドリンクは、「エスプレッソ」(500円)、「アールグレイ」「カフェラテ」(以上600円)、「ペリエ」「グレープ/アップルタイザー」(以上450円)、アルコール各種。
店舗面積約20坪の店内には、席数13席のカフェスペース、アーティスト作品を展示販売する壁面のギャラリースペース「TSURU CABE(ツルカベ)」を設ける。ギャラリースペースは無料で貸し出す。「ギャラリーは店舗設計を手掛けた方の案で、店内を飾ってもらえるのがメリット。アーティストや作家の方が作品を展示する場所は意外と少なかったり、スペースをレンタルするのに費用がかかるため頭を抱えている方が多いという話しを聞いたので、お互いの魅力を発信できれば」と鶴岡さん夫婦。
「フランス伝統菓子もデリカもシンプルでなじみ深いものが多い。特別な日に食べるだけでなく、地域の日常に溶け込むような店にしたい」とも。
営業時間は10時~20時(日曜・祝日=19時まで)。水曜定休。