イオンモール札幌苗穂(札幌市東区東苗穂2条3)で2月27日、全国物産を一堂に集めた「ニッポン縦断!物産オール☆スターズ」が始まった。
同展は、小中規模の企業や生産者が手掛ける物産を全国にPRし、地域特産品の発掘や応援、景気活性を目的に「全国商工会連合会」が主催する事業の一環。「食」をテーマに全国7エリアの商品約800点を販売する。今年1月の「イオンモール幕張新都心」開催を皮切りに、全国のイオンモールをキャラバンしている。
各エリアの人気商品は、北海道=「もちもちシュー」(500円)、「農家のベーコン」(1,365円)、東北エリア=「ごまでハッピー」(450円、岩手)、「焼き栗くん」(280円、秋田)、関東・甲信越=「横浜ロマンスケッチ」(300円、神奈川)、「大人のプレミアムスティック」(300円、千葉)、東海・北陸=「飛騨高山らーめん」(315円、岐阜)、「甘エビ十割煎餅」(577円、富山)、近畿=「ラスクシュガー」(350円、京都)、「名水くず餅」(700円、奈良)、中国・四国=「鳴門うず芋」(630円、徳島)、「月でひろった卵」(686円、山口)、九州・沖縄=「骨まで食べるあじ開き」(380円、長崎)、「豚たかな」(280円、福岡)など。
初日は多くの人が駆け付け各地の特産を手に取り、人気商品の「鳴門うず芋」は販売開始10分ほどで売り切れるなどの反響も。北海道限定企画として行われた道産豆の袋詰めセールもにぎわった。道外で行った際には北海道エリアの商品が人気が高い一方、北海道では九州・沖縄、中国・四国などのエリアに人気が集まっている。平日は50~60代の年配、週末は高校生など若年層の来店も。
年配客向けに商品をリピート購入できるよう販売元のラベルを貼るなどして販促を行うことで、「イベント後のBtoCのダイレクトセーリング需要も高まっている」とイベント担当。継続して地方の生産者・販売元企業の利益、販路を構築する機会拡大を見込む。
会期中、北海道のご当地ゆるキャラ「小樽運がっぱ」(28日)、「とまチョップ」(苫小牧、3月1日)、「ユニ殿」「そらち姫」(夕張、3月2日)が来場を予定する。
開催時間は9時~18時。3月2日まで。