札幌エスタ(札幌市中央区北5西2)10階・レストランフロアのラーメン店「吉山商店 札幌ら~めん共和国店」で現在、スープカレー店とのコラボメニューが冬季限定で提供されている。
オリジナルの「焙煎(ばいせん)みそ」にこだわる同店。香りを生かしたスープが特徴で、札幌市内で3店営業する。同コラボはスープカレー店「GARAKU(ガラク)」(南3西2)と共同で企画。吉山商店の店主・関山芳美さんとガラクの店主・福生雅寿さんが36年来の幼なじみであることがコラボのきっかけ。これまでもスパイスを使った限定メニューなどを提供してきた。同メニューは3回目のコラボ。
今回提供する「焙煎辛みそspice GARAKU ver.III」(900円)は、吉山商店の人気メニュー「焙煎辛みそ」とガラクオリジナルのスパイスを組み合わせたもの。スパイスの風味と吉山商店ならではの香りをそれぞれ生かした一杯に仕上げたという。「最初はスープカレーかと思うような風味の後にやってくる焙煎辛みその香ばしさが面白い。濃厚な味わいだが、ラードを火で飛ばしてコクやうま味だけを残すように仕上げているので、重さを残さずに味わっていただけるはず」(関山さん)。「濃いみそとスパイスの相性はとてもいい。ホールスパイスを店まで運び、その後にミルでひいてもらっているので新鮮なスパイスの香りを楽しめる」(福生さん)。
現在1日100杯ほど売り上げ、好調に推移しているという。吉山さんは「辛みそならではの『コクとキレ』にガラクのスパイスが加わり食欲も増す。体の芯から温まる冬にぴったりの一杯をぜひ味わっていただければ」と呼び掛ける。
営業時間は11時~22時。