ニューオータニイン札幌(札幌市中央区北2西1)で3月25日、後志産のジャガイモと米を使った限定ランチ企画が始まった。
後志管内の農産物PRを目的とし「ホクレン農業協同組合連合会」(中央区北4西1)の倶知安支所が共催する同イベント。「JAようてい」産のジャガイモ(馬鈴しょ)3品種「きたかむい」「男しゃく」「キタアカリ」を使ったメニューと道産米「ゆめぴりか」を使ったメニューそれぞれ提供する。倶知安支所・米麦農産課の島さん「後志はジャガイモと『ゆめぴりか』の一大産地で力を入れて作っている。味、土地の魅力をより多くの人に知ってもらうきっかけにしたい」と意気込みを見せる。
同所はジャガイモ各種をそれぞれ100キログラム、「ゆめぴりか」(1袋=450グラム)600袋を提供。スイーツなどで提供されるほか、ジャガイモは素材の味をそのままに、ふかしたジャガイモにバターをつける「じゃがバター」、米は各日先着80人まで1袋無料で提供される。同ホテルでは今年1月にランチメニューをリニューアルし、スイーツ部門にも力を入れ、素材の食べ比べができるメニューも用意する。
島さんは「道外へはかなりの量を出荷している中で道内での消費促進も呼びかけたい」と話す。
開催時間は11時30分~14時30分。料金は1,600円(土日1,800円、65歳以上1,400円、小学生900円)。今月31日まで。