ススキノの中心で南北を分かつ国道36号線以北初の無料案内所(札幌市中央区南4西3)が2月5日、開設された。
敷地面積は4坪。ススキノの名物だったペットショップ跡のテナントに入居した。「駅の隣でススキノの入り口・中心地である場所に開業し、ススキノのアンテナショップ、コンシェルジュとしての立ち位置を確立したかった」と運営を手掛ける「ホワイトカンパニー」(中央区南9西3)の神田宗儀(むねひろ)統括部長。案内所内には、「東寿し」「はちきょう」「北海道焼肉 すすきのジンギスカン」などの飲食店をメーンに、カラオケ、スパなど19枚のパネル広告を掲出するほか、チラシ、ショップカード、割引券、案内マップなどを配布し、常駐するスタッフが案内も行う。「ニュークラブ、キャバクラのイメージも強い中、安心して気軽に立ち寄ることができる案内所として観光客、地元の方に活用していただければ」とも。
現在、平日は100人、週末は200人以上の利用客が訪ねてくるという。神田さんは「店の情報などはネットで気軽に検索できる時代だが、人と話して案内するというアナログな方法の良さを生かし『ここに行けばススキノのことが分かる』という場所にしたい」と話す。
営業時間は15時~翌2時。