札幌を中心に活動するバンド「sleepy.ab(スリーピー)」が2月6日、アルバム「neuron(ニューロン)」を発売し、4月から始まるツアーに向けボーカル・ギターの成山剛さん、ギターの山内憲介さんが札幌経済新聞編集部にコメントを寄せた。
スリーピーは、成山さん、山内さん、ベースの田中秀幸さんによる3ピースバンド。独自のサウンドクリエートとライブ空間作りで人気を集める実力派のバンドで、全国各地の大型フェスにも多数出演する。
同作は2年ぶりの新作で、「脳内宇宙」をイメージし制作したという。「神経細胞の図とアンドロメダ星雲の図が酷似しているという記事を読んだとき、人間の中に宇宙があるというのは面白いしロマンだなと思いました。時間を忘れたり一人になれる音楽を作りたいと思い、そこに宇宙のイメージをつなげ合わせていきました」と成山さん。「今まではゆったりとした音楽が多かったんですが、ちょっとアッパーな踊れる感じの曲も作ったり自分たちにも刺激を与えるアルバムになりました」。
ツアーに関して成山さんは「元ART-SCHOOLの鈴木くんがサポートでドラムに入り、最初は今までとは違うタイプのドラマーで不安もあったんですが今ではすごい刺激になり、3人で感化されながらやれています。sleepy.abにとっては新しいアルバムなので地元の北海道の人には聴いてほしいです」、山内さんは「構成が変わってバンドメンバー全員のモチベーションが高いときなのでいい作用が起こっていると思います。ゆらゆら気持ちよく体を揺らせるライブにしたいです。札幌ではペニーレーンでのライブで、演奏面では音圧感、空間が押し寄せてくる感覚をよく出せるハコだと思うので楽しみです」とそれぞれ意気込みを見せる。
発売を記念し3月9日、「タワーレコード札幌ピヴォ」(札幌市中央区南2西4)で16時、
「HMV札幌ステラプレイ」(北5西2)で19時、それぞれインストアライブを行う。
価格は2,500円(オフィシャルウェブショップ限定販売 BOX入りアートブック仕様盤・DVD付きは4,000円)。ライブは、会場「札幌PENNY LANE 24」(西区)で、開場17時30分 、開演18時。チケット料金は3,500円(別途ワンドリンク)。