札幌・地下鉄南郷7丁目駅近くに1月11日、世界各国のカレーを提供する「世界カレー」(札幌市白石区本郷通8南2、TEL 011-866-7677)がオープンした。
日替わり2カ国と好きなルー1カ国・計3カ国のルーを食べることができる「3カ国カレー」
カレー店・スープカレー店を100店近く食べ歩き、カレー好きが高じて同店を開業したという店主の下里卓矢さん。「食べ歩きする中でいろんな国の面白いカレーがたくさんあった。さまざまな種類のカレーがあること、その楽しみ方があることを知ってもらいたい」と下里さん。店舗は50年近く続いた喫茶店「仔馬」跡を利用。2階建てで、店舗面積は合わせて約20坪。1階はカウンター5席、テーブル12席の計17席で、2階はソファ席など11席。2階にはアメコミのフィギュアやアンティークの人形など、下里さんのコレクションもディスプレーした。
9カ国・12種のカレーを提供し、カレーのベースはそれぞれ異なるものを使う。「仕込みも大変で原価もかかる・・・(笑)」と苦労も語るが「もっといろんな国のカレーも提供したい」と意気込みも見せる。
主なメニューは「日本カツカレー」「札幌チキンスープカレー」「北インド バターチキン」「南インド ホウレンソウカレー」「インドネシア グレカンビン」「スリランカスープカレー」(以上850円)、「タイ レッドカレー」「タイ グリーンカレー」「イギリス 欧風カレー(ビーフ)」「パキスタンカレー」「ネパールキーマカレー」(以上780円)、「アフリカ ドローワット」(900円)、日替わり2カ国と好きなルー1カ国・計3カ国のルーを食べることができる「3カ国カレー」(1,200円)など。ライスかナンを選べる。ナンは焼き窯「タンドール」で焼き上げる自家製のものを提供する。
夜はバーとしての需要も見込み、酎ハイ(300円)、カクテル(400円)、ウイスキー(500円)を提供し、ビールは10カ国以上のものをラインアップする。
「現在はタイとスリランカのカレーが人気で、特にスリランカはリピート率が高い」という。「当店で世界のカレーを食べて、味の世界旅行を楽しんでいただければ」と話す。
営業時間は12時~15時、17時~翌1時(ルーがなくなり次第クローズ)。木曜定休。