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札幌でギフト向け限定コーヒーゼリー、喫茶店と製菓会社がコラボ

「もりもとコーヒーゼリー」

「もりもとコーヒーゼリー」

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 札幌を中心に展開するコーヒー専門店「可否茶館(かひさかん)」(東京都港区)と菓子・パンの製造小売業を手掛ける「もりもと」(千歳市)は11月23日、コラボ商品「もりもとコーヒーゼリー」の限定ギフト販売を始めた。

「もりもとコーヒーゼリー」パッケージ

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 可否茶館は1888(明治21)年に東京・上野に開業した日本の近代喫茶文化初期に開業した老舗。同店名を由来に札幌市内に1971(昭和46)年、市内1号店(中央区大通西1)となる「可否茶館」がオープン。現在は市内に喫茶店と売店含め16店をチェーン展開する。世界各地の産地で農園指定のコーヒー豆を仕入れ、じか火焙煎(ばいせん)で仕上げた豆を使う。もりもとは1949(昭和24)年創業。北海道に根付いたスイーツや商品を開発。ハスカップやトマトを使った菓子、フランス産のフレッシュチーズを使った「雪のような軽い食感」という「ゆきむしシリーズ」のスイーツなど人気商品を生み出した。

 同商品は2009年から夏季限定でもりもと直営店舗、通販センターなどで販売していたもの。販売から4年、利用客からの需要やギフト販売の要望が年々増えたことを背景に、初めて年末のギフトセットとして商品企画した。

 同商品は、「ブレンド直火焙煎」4個、「ブルーマウンテンNo.1」4個の計8個入り。ブレンド直火焙煎は、ブラジルのコーヒー豆をベースにグァテマラとモカ、酸味の異なる2種の豆を可否茶館が同商品用にオリジナルブレンドしたもの。ブルーマウンテンNo.1は、ジャマイカのコーヒー豆の最高級ブランド「ウォーレンフォード」認定書付きで、中でも希少とされるたる詰めの豆を使う。少量ずつ焙煎することで鮮度と香りを保つなど製造工程に工夫を凝らすという。水は軟水「支笏の伏流水」を使う。

 価格は2,500円。もりもと直営店舗、通販センター、一部道内イオンモールで販売する。無くなり次第販売終了。

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