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映画「グッモーエビアン!」-札幌で麻生久美子さん、大泉洋さんらあいさつ

舞台あいさつに登壇した監督の山本透さん(左)、麻生久美子さん、大泉洋さん

舞台あいさつに登壇した監督の山本透さん(左)、麻生久美子さん、大泉洋さん

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 映画「グッモーエビアン!」の舞台あいさつが12月4日、「札幌シネマフロンティ」(札幌市中央区北5西2)で行われ、主演の麻生久美子さん、大泉洋さん、監督の山本透さんが登壇した。

笑顔を浮かべる麻生久美子さん

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 家族をテーマにした同作。元パンクバンドのギタリストで、17歳で母親となったアキと「しっかり者」で女子中学生の娘・ハツキ。仲良く暮らす2人の下に、アキの昔のバンド仲間で「超自由人」のヤグが転がり込む。ヤグのいいかげんな性格にハツキはいら立ち、それをきっかけにアキや親友との間に亀裂が生まれてしまう。それぞれの思いが交錯する中で生まれた「家族の絆」を描くハートフルストーリー。原作は小説家・吉川トリコさんの同名小説。アキを麻生さん、ヤグを大泉洋さんが演じる。2人のW主演作で初共演作。ハツキを演じるのは三吉彩花さん。そのほかメロコアバンド「SNAIL RAMP」のベーシスト・竹村哲さん、「SHAKALABBITS」のドラム・MAHさん、土屋アンナさん、塚地武雅さんなど個性的なキャストが出演している。

 舞台上では撮影中のエピソードを披露。山本さんは麻生さんと三吉さんの「自然な笑顔を撮りたい」という思いから、大泉さんに「面白いことをやって2人を笑わせてくれ」という「むちゃぶり」をして、それに応える大泉さんに麻生さんは「ロックを感じた(笑)」と笑い、大泉さんは「こんなこと言われる役者はいない(笑)」と山本さんに「ツッコミ」を入れ会場の笑いを誘った。

 作品に関して山本さんは「目いっぱい精いっぱい、愛情たっぷりの映画が撮りたくて今まで温めてきて撮った映画。皆さんの心に寄り添って優しく前に進めない気持ちを押してくれたり、何かを与えられたりする映画になったと思う」、麻生さんは「ずっと家族の作品を演じてみたいと思っていた。撮影中には妊娠していたので(家族をテーマにした)作品には特別な思いも。完成した作品を見たときすごく感動して、あらためて自分の家族、母親、周りで支えてくれている人たちに感謝した。変わった家族の話だが、家族のことを考えるきっかけ、時間を持ってもらえる作品になればと思う」、大泉さんは「感動したり熱くなったりできる作品だと思う。さまざまな世代が楽しめると思うので映画館ですがすがしい涙を流していただければ」とそれぞれ話した。

 今月15日から全国ロードショー。

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