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震災被災者支援-北海道一周チャリティーマラソン、2600キロメートル走破

奥芝洋介さん(中央、白いジャージ)

奥芝洋介さん(中央、白いジャージ)

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 スープカレー店「奥芝商店」(札幌市中央区南8西14)の店主・奥芝洋介さんが10月14日、福島の子どもたちに向けた支援活動「北海道一周チャリティーマラソン」のゴールを迎えた。

ゴール地点の北海道神宮で祈る奥芝さん

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 福島の子どもたちを北海道・洞爺湖に呼び「放射能汚染の影響を受け外で遊べない子どもたちに思いっきり自然と触れ合ってもらおう」という趣旨の下、昨年6月に立ち上げた取り組み「洞爺バケーション」。奥芝さんが専任理事を努めるNPO法人「MAKE THE HEAVEN」や道内の飲食店・企業らは今年6月、この取り組みの必要資金を集めるため北海道中を走り、協力者を募ろうと、「若者や子どもたちが笑っていられる未来」をテーマにしたプロジェクト「北の志育成塾 永未笑(しいくせいじゅく えみし)」を立ち上げ、メンバーらと共にリレー形式でタスキをつないできた。

 先月4日、北海道神宮(宮ヶ丘474)を出発した奥芝さん。北上して稚内を目指し、時計回りでコースを組んだ。予定していた計画がうまくいかず、24時間・48時間マラソンを行うなどの苦労もあったが、各地で声援を受けながら計2600キロメートルを走破した。

 ゴールを迎えたこの日は、9時に小樽を出発。スタート地点だった北海道神宮に向かって走り、16時過ぎに到着、境内を参拝しゴールを迎えた。奥芝さんは「私たちは、子どもたちが平和に暮らせる国をつくることを諦めない。北海道一周マラソンお疲れさまでした」と締めくくり、メンバーらと感動を分かち合った。

 同プロジェクトでは、これまで行ってきたカンボジアでの井戸掘り、障がい者や引きこもりの人の自立支援のため農業活動支援、北海道・新十津川での村づくりなどの活動のほか、「永未笑」で「塾」をテーマにしたイベントも行うという。

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