石屋製菓が運営する観光施設「白い恋人パーク」(札幌市西区宮の沢2条2)内に4月20日、キャンディーアート専門店「Candy Labo(キャンディラボ)」(TEL 0120-375-562)がオープンした。
同施設は、同社看板商品」「白い恋人」の製造ラインを見学できる工場や英国風のローズガーデン、カフェ、Jリーグサッカーチーム「コンサドーレ札幌」の専用グラウンドなどを設けた複合施設。
同店は、同社が創業当初から取り組んでいた製飴(せいあん)事業の一環の中で、「あめ細工の技術向上」もテーマに力を注ぎ、「ジャパン・ケーキ・ショー」などの洋菓子展示会で入賞するなど実績を重ね開業にこぎ着けた。
キャンディーアートは、柄や文字などを小さく円柱状に表現できる「金太郎あめ」に代表される「組あめ」の技術を取り入れたあめ細工。
店舗面積は92.99平方メートル。店内には商品販売スペース、レバーを回すと音楽が流れる販売機「メロディーキャンディ」を設けるほか、職人のライブパフォーマンスにより販売する商品の製造工程を見ることができる実演スペースも設け、エンターテインメント性も取り入れる。
主な商品は、ハート型、ストライプ柄のキャンディー(30グラム=210円、60グラム=420円)、ローリーポップ(S=210円、L=630円)、キャンディーの瓶詰め(80グラム=630円、200グラム=1,365円)など。
同館の柿村俊子館長は「食べて楽しむとともにユニークな製造過程も楽しめるので、工場見学を一段と充実させるものになる」と自信を見せる。初年度の来場者は80万人を見込む。
営業時間は9時~18時。