JR北海道、新・駅弁コンテスト冬グランプリに「スイーツ」風

コンテストの最後を飾った冬のグランプリ「新感覚駅弁 スイーツ風」(950円)

コンテストの最後を飾った冬のグランプリ「新感覚駅弁 スイーツ風」(950円)

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 JR北海道(札幌市東区北11西15)は12月10日、JR北海道20周年記念企画の一環として実施している「北海道の新・駅弁コンテスト」の冬グランプリに決定した札幌駅立売商会(札幌市中央区北8東2)の表彰式を行った。

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 同コンテストは、列車内の「旅の食質向上」「地産地消」をテーマに今春から季節ごとに実施。最後となる4回目の冬のグランプリは、春、夏2連覇を達成した札幌駅立売商会が3回目の受賞。「自分で食べる駅弁」から家族や友人、恋人などに「プレゼントできる駅弁」がコンセプト。全国的にも注目され、観光資源にもなっている北海道・札幌のスイーツを売り込む意味を含め、駅弁をスイーツに見立てたという。

 弁当は3種類のメニューで構成。牛肉の炊き込みご飯、カツロール、長いもご飯を3段に重ね、雪だるまをイメージした白玉団子を飾り付けに載せた「スイーツ風ビーフ&ライス」、自家製酢漬けのサケを一口大にした押し寿司に、ウニ、カニ、イクラの豪華な巻きを載せた「スイーツ風シーフーズ&寿司」、3色のマカロニに人参、玉ねぎをミックスしたサラダに、デザートのカットフルーツを載せた「スイーツ風フルーツ&スパ」。

 見た目もスイーツを意識し、パッケージには半透明のケースを使用。特典として北海道を代表する菓子付き。価格は950円で、12月11日より札幌駅弁菜亭(TEL 011-721-6101)などで販売を開始する。

 北海道産駅弁向上プロジェクトのヒロ中田審査委員長は「サプライズがある弁当。多分世界でも初の切り口の駅弁ではないか」と話している。札幌駅立売商会担当者は「このコンテストに参加したことで社内でも意識が変わった。新しい注目されるような駅弁開発を続けていきたい」と、同コンテスト終了後も新駅弁開発に意欲的な姿勢を見せている。

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