札幌・バスセンター近くに海鮮居酒屋「うろこ屋」(札幌市中央区南1条東2、TEL 011-223-0028)がオープンして3カ月がたった。
工藤さん「おすすめ」の「うろこ屋名物 自家製カニクリームコロッケ」(関連画像)
店舗面積は、1階と2階を合わせて約40坪。席数は、カウンター席と掘りごたつ席を合わせて約100席。既製品を使わず、一から作る料理を売りとする同店。メーンとなる海鮮は毎朝仕入れるため、刺し身は「あえてグランドメニューには載せていない」というこだわりを見せる。
主なメニューは、「ほや塩辛」(480円)、イカのはらわたを使った「イカゴロルイベ」(380円)などの珍味、「うろこ屋 海鮮ざんまいサラダ」(880円)、「同 毛ガニサラダ」(980円)などのサラダ、「エビ空揚げ」(380円)、「タコ空揚げ」(580円)などの揚げ物、「イカ一夜干し」(480円)、「八角みそ焼」(880円)などの炭焼き・炙(あぶ)り、「毛ガニむき身 カニみそ添え」(880円)、「つぶ貝 ガーリックバター炒め」(680円)など。そのほか、予約制で「刺し身・鍋・揚げ物などにしてもおいしい」というハリセンボンも提供する。
「メニュー表に載っていない料理でも、お客さまのご要望があれば極力応える形で提供している」と同店リーダーの工藤亜絢(ああや)さん。工藤さんの「おすすめ」は「自家製くじら白ベーコン ユズ七味塩」「うろこ屋名物 自家製カニクリームコロッケ」、カニのむき身が入った焼き飯にカニミソを載せ、甲羅に盛って提供する「毛ガニ焼き飯」(以上880円)、客の目の前で仕上げる「イカとゴロの陶板焼き」(780円)など。
宴会コースのグランドメニューは3,500円~が基本で、冬季限定の「とらふぐコース」(6,980円)なども用意。予算と人数に応じて、既存のコース以外にも客の要望に合わせたコースも提供するという。
ランチメニューは、「海鮮丼定食」「サバごまダレ丼定食」(以上580円)、「鶏空揚げ定食」「チキン南蛮定食」(以上680円)などの定食・丼メニューを日替わりで提供。ランチメニューにはご飯・みそ汁ほか、日替わり小鉢・漬物・サラダが付く。
ドリンクは、ハイボール(380円~)、サントリーモルツ・カクテル(以上480円)、酎ハイ・サワー(390円)、マッコリ(グラス=400円、ボトル=1,980円)、グラスワイン(190円)、ソフトドリンク(290円)など。そのほか、「おすすめ地酒」や入手困難な焼酎、しょうが酒などもそろえる。
オープンから約3カ月。ランチ時には近隣のサラリーマン客で満席になり、夜は観光客や地元客でにぎわう。客層は20代半ば以上の男性客が主だが、女性客の来店も多く、中には週2~3回の頻度で訪れる常連客もいるという。
「他では食べられないような珍しい食材や、飽きがこないようにその日の新鮮な海鮮を仕入れている。オープンキッチンなので、カウンター越しに気軽に食べたいものを言っていただければ」と工藤さん。「お客さまのご要望を聞きながら、良い店をお客さまと一緒に作っていきたい。お一人さまでも気軽にお越しいただければ」とも。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時(土曜・日曜・祝日は休み)、ディナー=17時~24時。