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札幌・中心街にそば店「手打ちそば さくら」-夜は居酒屋メニューも

「手打ちそば さくら 札幌大通店」の外観

「手打ちそば さくら 札幌大通店」の外観

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 札幌・中心街に手打ちそば店「手打ちそば さくら 札幌大通店」(札幌市中央区南1条西4、TEL 011-218-8080)がオープンして4カ月がたった。経営は、飲食業を手掛けるスリーサークル(清田区)。

店長・下出さん「おすすめ」の、滝川産合鴨を使った「鴨せいろ」

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 社長の三輪さんは北海道日高町(旧門別町)出身。大学卒業後、4年間中古車の営業マンとして働き、26歳で実家・門別町のそば店「いずみ食堂」に入り5年間修業を積んだ。その後、2006年に「手打ちそば さくら」(清田区平岡)をオープン。2008年には、現在の本店(清田区平岡公園東1)に移転した。

 大通店は昨年10月にオープン。12月には店内を改装しリニューアルも行った。「本店は札幌の郊外ということもあり、車で来るサラリーマン、特に営業の方が多い。大通店は中心部なので『女性一人でも入りやすい店』がコンセプト」と店長の下出さん。

 地下1階に広々としたスペースを設ける同店の店舗面積は約60坪。席数は約70席。和をイメージしたログハウス風の本店とは異なり、内装は女性好みの洋風の雰囲気に仕上げた。

 提供するそばの特徴は、北海道・黒松内町でしか生産されていない品種「奈川(ながわ)」を使った極太縮れ麺。奈川はもともと長野県奈川村の在来種で、現在では長野県でもほとんど作られていないことから「幻の奈川」と呼ばれている。

 主なメニューは、網走産若鶏肉を使った「かしわせいろ」「カレーせいろ」、北海道産豚肉を使った「ブタせいろ」(以上880円)、中華と和のテイストを融合した大通店限定の「ごま辛せいろ」(980円)、「かけそば」(680円)、「月見そば」(780円)などで、下出さんの「おすすめ」は、滝川産合いガモを使った「かもせいろ」(1,080円)。そのほか、「もりそば」(680円)、「ざるそば」(730円)、「しょうが焼き丼」「親子丼」「えび天とじ丼」(以上580円、ミニ=380円)などもそろえる。

 17時から提供する夜メニューは居酒屋利用を狙った一品料理が中心。きんぴら(210円)、冷ややっこ(250円)、もずく酢(260円)、もろきゅう(280円)、チーズスティック(320円)、冬季限定のおでん(360円)、えびマヨサラダ(2人前420円)、合いガモの柳川(480円)、合いガモのさんしょう焼き(580円)などを用意する。

 ドリンクは、生ビール(480円、ハーフ=260円)、焼酎・そば焼酎(580円)、梅酒(380円~)、日本酒(520円~)、ウイスキー(340円~)、ソフトドリンク(280円)などをそろえ、飲み放題は90分980円(生ビール・本格焼酎などが付いて1,480円)で提供する。

 オープンから4カ月。もともと門別町のいずみ食堂を知る客や年配サラリーマン、女性の一人客などを中心に、昼は満席になることも多いという。「夜は女性一人で飲みに来る方も多いので、今後は夜メニューの一品料理を増やしていきたい」と下出さん。「寒い冬にはかも鍋が特に『おすすめ』。飲んだ後の締めのそばも楽しめるので、居酒屋としてもご利用いただければ」とも。

 営業時間は11時~23時。

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