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札幌のカフェに道内アーティストのギャラリー、毎月1組の作品展示

壁面を使ったギャラリースペース

壁面を使ったギャラリースペース

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 道内アーティストのギャラリーイベント「FAbULOUS WALL」が3月5日、カフェ「FAbULOUS(ファビュラス)」(札幌市中央区南1東2、TEL 011-271-0310)で始まった。

インテリアコーナーのフォトブース

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 毎月1組、年間12組の道内アーティスト作品を展示する同イベント。ギャラリーを併設する「TO OV cafe(トオンカフェ)」(南9西3)の店主・中村一典さんと、野外イベント「MAGICAL CAMP」の運営を手掛ける木野哲也さん2人のディレクションユニット「RAWPLAN(ロープラン)」が企画した。

 国籍や年代を問わずファッション・雑貨・インテリアなどを販売する空間とラウンジのカフェスペースを併設する同店。壁面を使ったイベントなどを同ユニットに提案したことが企画のきっかけ。縦2メートル・横7メートルの壁面を使った作品展示や同店販売スペースでの展示販売も行う。

 「普段はアートに関心がある人がギャラリーに足を運び作品を見る。普段ギャラリーなどに行かない人でも気軽にアートに触れるきっかけになってほしい」と中村さん。「作品というジャンルからプロダクトとしての販売を行うことでアートが身近にあるものだと感じてほしい」

 今月から展示を始めたのは、カメラ・コンピューターグラフィック・ペイントなどのツールを使い、風景・民族写真・音楽アーティストへの作品提供など「平面」をテーマに幅広い活動を行う札幌のアーティスト・アキタヒデアキさん。写真をクロスにプリントしペイントなどで加工した大型作品を壁面で展示販売するほか、小型・中型の写真を販売する。価格は、大型作品=数万円、小型~中型作品=1,000円~3,000円。

 中村さんは「とにかくアートというと『難しい』『わからない』というイメージを持たれがち。雑誌やポスターを見るのと同じように楽しんだり親しんだりしてほしい」と話す。

 アキタヒデアキさんの作品は3月末まで展示予定。4月から新たな道内アーティスト作品を展示する。

 ファビュラスの営業時間は11時~21時。

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