札幌・狸小路に11月17日、レストランバー「chorcho(コルチョ)」(札幌市中央区南2西6、TEL 011-251-7855)がオープンした。
「飲み仲間」だったというオーナーの水上賢治さんとシェフの友澤秀康さんがオープンした同店。水上さんは居酒屋やカフェで店舗運営を経験、友澤さんはフレンチをベースにしたホテル、レストラン、海外で調理経験。「それぞれのノウハウを生かし、メニューの柔軟性を売りにしたオールジャンルの料理を提供できる店を作りたかった」と水上さん。「飲み、食事などの目的にこだわらず、『行けば何かある店』と思っていただければ」
店舗面積は22坪で、席数は、カウンター7席、テーブル10席の計17席。店内は木を基調に仕上げ、「お客さまとの会話ができるように」とカウンタースペースを広めに設けた。
メニューは日替わりメニューをメーンに30~40種をそろえる。「おすすめ」は、札幌の酒造「千秋鶴」(南3東5)で製造する北海道産大豆100%の「寿みそ」を使った「トリッパのみそトマト煮込み」(800円)、黒ビールを煮詰め「大人の苦味」をイメージしたという「ビーフシチュー黒ビール仕上げ」(950円)、ヒラメやタイなどの高級魚を使った「フィッシュ&チップス」(850円)、「締めに人気」という「豚汁のごはんセット」(450円)など。「近隣にはファストフードやラーメン店、飲み屋などはあるが、食事ができる店は少ない。メニューにない料理でもリクエストがあれば提供し、幅広いニーズに応えたい」と友澤さん。
利用客は老若男女幅広く、顔なじみ飲み仲間や同業者が多いという。「飲みに来る方から食事をする方までニーズはさまざま。今後もお客さまが自由に遊びに来られるような店になれれば」
営業時間は17時~翌1時(金曜・土曜・祝前日は翌3時まで)。日曜・祝日定休。