札幌・中央区を走る路面電車で12月24日、「貸し切り電車クリスマス号」が運行される。主催は札幌市交通局と札幌市交通事業振興公社。
同イベントは2008年に初開催。今年で4回目を迎える。昨年は879組2208人の応募があった。「ポスターなどでの宣伝効果もあり、応募数も年々増え続けている。少しずつ市民にも知っていただけているのでは」と同イベント担当者。
クリスマス号とはクリスマスの雰囲気を演出するため、ツリーやリースなどを用いて車内を白・赤・緑のクリスマスカラーで装飾を施した貸し切り電車。11時、14時、17時発の3便を運行し、定員は各便30人。1・2便は1組上限3人まで、年齢制限はなく親子連れがターゲット。3便は20歳以上のペア15組が対象となっており、カップルがターゲット。
当日は貸し切り電車1両を、「西4丁目停留場」と「すすきの停留場」間を片道約1時間かけて運行する。車内では大道芸人によるパフォーマンスなどの催しを行うほか、スイーツや軽食を用意したクリスマスパーティーを開く。
参加方法は応募用紙による申し込み。各定期券発売所で共通ウィズユーカードや1日乗車券などの各種乗車券購入客の中で参加希望者に応募用紙を配布する。応募多数の場合は抽選。参加者は今月末まで募集しており、現在までに約150通の応募が寄せられているという。
参加無料。問い合わせは札幌市交通事業振興公社・総務部(TEL 011-251-0822)まで。