札幌・すすきのに8月22日、「鮨ダイニング嘉仁(かしん)」(札幌市中央区南5条西2、TEL 011-513-5551)がオープンした。
店舗面積は約20坪。席数は、カウンター7席、小上がり8席の計15席。個室2部屋をつなぎ、最大12人の団体にも対応する。
同店の前身「鮨ダイニングichiru(いちる)」(同)がリニューアルする形でオープンした同店。店主の森本嘉人(よしひと)さんは秋田県出身。16歳のころから料理人としての道を歩み始め、和食・居酒屋・すし店など、さまざまな業態の店で修業を積んだ。
「昔から独立して自分の店を持つことが夢だった」と森本さん。店名は森本さんの名前から取って名付けたという。「こだわりを持たないことがこだわり。従来の敷居の高いすし屋ではなく、アットホームでお客さまが気軽に来店できる店を目指したい」と思いを語る。
メニューは、その日の仕入れ状況で決める当日メニューがメーン。握りのコースは、8貫=2,000円、10貫=2,500円、12貫=3,000円を用意。そのほか、90分飲み放題が付いた料理7品(お通し、刺し身、焼き物、握りなど)のコース(6,000円~)も用意する。
「すしだけではお客さまが飽きてしまう」と、すし以外にも岩塩プレートを使った肉料理や、ピータンなど、店主の経験を生かしたユニークなメニューも提供する。
ドリンクは、焼酎(グラス=500円~)、芋焼酎・麦焼酎(ボトル=2,800円~)、米焼酎(ボトル=5,000円)、日本酒(600円~)、梅酒(グラス=650円~、ボトル=3,500円~)、ウイスキー(グラス=600円、ボトル=4,000円~)など。そのほか、サワー・カクテル・ソフトドリンクなど幅広くそろえる。
オープンから約2カ月。客層は30代の比較的若い年齢層が中心で、男性だけでなく女性同士での来店や、常連客も多いという。
自身も「酒好き」という森本さん。カウンターにはバーのようにさまざまな酒を並べる。「すし屋といっても、当店は堅苦しくないアットホームな空間になっているはず。気軽にお酒とトークを楽しみに足を運んでいただければ」と来店を呼び掛ける。
営業時間は17時30分~翌2時。日曜定休。