地域交流イベント「ミニ大通お散歩まつり」が9月11日、北4条歩行者専用道路で開催される。
同地域は、北大植物園の西側に位置し、北3条と北4条の間に面する並木道。区間は西11丁目から西17丁目まであり、市民からは「ミニ大通」と呼ばれている。周辺はマンションや会社が立ち並ぶ住宅地で、「都会の中にありながら静かで四季折々の自然を楽しめる憩いの場」として地元住民に親しまれている。
2回目を迎える同イベントは、「ミニ大通りや桑園近辺の住民や、同地域で働く人たちが、そぞろ歩きを楽しみながら、気軽に近所交流ができる場を地域住民と共に作りたい」という思いから、昨年9月に初めて開催。約5000人が訪れたという。その後、「また開催してほしい」という声が多く寄せられたことなどから再び実行委員会が動き出し、地域住民や企業、学校の協力で2回目の開催が実現した。
当日は、札幌市立大学デザイン部によるアート作品展「樹上展」、宝探し感覚でイベントキャラクター「9コンズ」を探しながらミニ大通を散策する「お散歩テーリング」、ニセコ宿泊券などの商品が当たる抽選会などを行うほか、通り沿いの店舗や駐車場では、健康セミナーや体験ブース、地域店舗による物販なども予定する。
市立札幌大通高等学校(北2西11)では、「音楽で元気な街づくり」と題し和太鼓の演奏や体験を行う。「おぼえる・そなえる・たすけあう」を合言葉にした防災・防犯イベント「もしも北海道2011」も開催。
実行委員会の森さんは「イベントを通して地域交流に役立てればうれしい。地域住民と共に楽しい時間を共有していきたいので、気軽に足を運んでほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~16時。雨天決行。