食べる

札幌・医大近くに手打ちそば店「華咲」-22歳社長が切り盛り

手打ちそば店「華咲(かざき)」の外観

手打ちそば店「華咲(かざき)」の外観

  • 0

  •  

 札幌・医大近くに5月10日、手打ちそば店「手打ち蕎麦 華咲(かざき)」(札幌市中央区南1条西16、TEL 011-676-3213)がオープンした。経営は「華咲 KAZAKI」(同)。

店内の様子

[広告]

 店舗面積は約21坪。席数は、カウンター10席、テーブル席18席の計28席。同店を切り盛りするのは、釧路市出身の前田りょう社長(22)。釧路で飲食店を経営する父の影響で、札幌で自分の店の経営を始めたという。店名は、「店にいることで、笑顔で華を咲かせられるように」という思いから名付けた。

 「釧路はそば文化が強い地域なので、昔からそば屋を経営してみたいと考えていた」と前田さん。「手打ちならではの香り高い味わいと、そば屋ならではの酒肴(しゅこう)、手間暇掛けたこだわりを感じていただける店にしたい」とも。

 主なメニューは、「温かいそば」=かけ(600円)、とじ、月見、カレー南(以上700円)、親子(並=750円、上=800円)、たぬき(650円)、鴨南(1,000円)、天とじ(900円)、「冷たいそば」=せいろ(600円)、天せいろ(1,300円)、辛味大根せいろ、冷やしたぬき(以上800円)、つけとろろせいろ、冷やし納豆、梅おろし(以上850円)、上かしわせいろ、カレーせいろ(以上900円)など。そのほか、天ぷら(800円)、天丼(1,100円)、夏季限定の冷やし天(850円)などもそろえる。

 「当店では、更科そばならではの細めの麺を提供しているので、その『のど越し』を楽しんでほしい」と前田さん。各メニューは100円増しで、太麺のいなかそばに変更できる。

 先月から始めた夜メニューは、そばみそ(300円)、板わさ、だし巻き卵、かしわ焼き(以上500円)、鴨焼き(800円)、天盛り(1,000円)など。

 前田さんの「一押し」は、鴨せいろ(1,200円)、かしわ(並=650円、上=700円)、そばを抜き、汁とかしわのみを提供する釧路名物「かしわぬき」(500円)。「かしわの『並』は若鶏を使い、『上』は親鶏を使っている。親鶏は歯応えもうま味もある」と前田さん。そのほか、「純正黒胡麻油 無量寿」と卵であえた釧路名物「無量寿(むりょうじゅ)」(900円)も「おすすめ」だという。

 ドリンクは、プレミアムモルツ、梅酒(以上500円)、日本酒各種(500円~)、焼酎各種(400円~)など。そば焼酎は「神楽の舞」(600円)を用意する。

 オープンから2カ月がたった。店舗向かいの病院関係者、患者、年配客を中心にランチタイムは満席になることも多く、リピーターも徐々に増え始めているという。

 「当店はとにかくお客さま第一主義。接客スタッフだけでなく、厨房スタッフもお客さまの笑顔が見られることをモチベーションにしている」と前田さん。「先月からは夜メニューも始めたので、夜の時間も気軽にお越しいただければ」とも。

 営業時間は11時~15時、17時~21時(土曜は17時まで通し営業)。日曜・祝日定休。

  • はてなブックマークに追加

札幌経済新聞VOTE

コンビニでおにぎりを買ったら…

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース