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札幌に多国籍・創作アジアン店「ペーデー」-3人兄弟が夢を実現

一押しメニューの「農園野菜まるごと Pd’sバーニャカウダ」

一押しメニューの「農園野菜まるごと Pd’sバーニャカウダ」

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 札幌・PIVOT(ピヴォ)近くに多国籍・創作アジアンを提供する「札幌ダイニング Pd(ペーデー)」(札幌市中央区南2条西4、TEL 011-219-1010)がオープンして2カ月がたった。

林さん「おすすめ」の「自家製豆腐のPd’s純豆腐(スンドゥブ)」

 店舗面積は10坪。席数は、カウンター5席、テーブル席8席、座敷5席の計18席。3人兄弟で造り上げたという同店。内装は大工の経験を持つ長男が、料理は中華料理出身の次男が、ドリンクは三男の林大輔さんが、それぞれ担当する。実家が大工という林さん兄弟。もともとは倉庫だった空間を改装し、内装は全て手作りで仕上げたという。

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 照明は、あえてLEDではなく白熱電球を使い、木の温もりが感じられる落ち着いた雰囲気を演出。1階はカウンター席、中2階は洋風のテーブル席、ロフトは和風の座敷と、それぞれ異なるコンセプトに仕上げた。ロフトの座敷には、林さんの知人が用意した1枚板のテーブルを設ける。

 「昔から兄弟で自分たちの店を持ちたいと考え、5年前から準備を進めてきた。長年の夢が実現してとてもうれしい」と林さん。

 「店作り、接客、料理など全てにおいて必ず『一手間』かける」という同店。提供するメニューは、食材の9割を占める道産食材をアレンジした多国籍・創作アジアン。主なメニューは「自家製おぼろ豆腐 香味野菜とポロネギ油で」(550円)、「池田さんから教わった生春巻き」(600円)、「真ダコのスモークカルパッチョ 蝦夷山わさびソース」(650円)、「中札内鶏とヤリイカのナシゴレン風ライスコロッケ」(660円)、「桜姫鶏手羽先のサムゲタン風フォー」(850円)など。

 林さんの「おすすめ」は、オリーブオイルを使わず、ピーナツオイルを使った同店オリジナルのオリエンタルソースで提供する「農園野菜まるごと Pd’sバーニャカウダ」 (980円)や、林さんの友人が作る道産大豆を使った「自家製豆腐のPd’s純豆腐(スンドゥブ)」(1,200円)、林さんのいとこが育てたじゃがいもを使った「林農園で育ったじゃが芋フライドポテト チーズ・アンチョビー・ガーリック」(600円)など。

 ドリンクは、サッポロクラシック、酎ハイ・サワー各種(以上500円)、多国籍ビール各種(600円~)、マッコリ各種、果実酒各種(以上450円~)、グラスワイン(400円)、こだわりサワー各種(550円)、ウイスキー各種(500円~)、カクテル各種(550円~)、ソフトドリンク各種(350円)など。そのほか、とうもろこし茶、ジャスミン茶などの「こだわり茶」各種(350円)は、店で煮出すこだわりを見せる。

 オープンから2カ月がたった。客層は30代の女性1人客や2人客が中心。「お客さまを飽きさせないために、お通しは2種類1セットのものを毎日変えて用意する。和食だから日本酒ではなく、国籍にこだわらずその酒に合う多国籍料理を提案していきたい」

 「店名の『Pd』は、料理を担当する兄・純平の『ペー』と、私・大輔の『デー』から名付けた。自分たちの得意分野・スペシャリストの部分を出していければ」と林さん。「当店は私たち兄弟だけでなく、協力してくれた多くの方たちとのつながりでできた店。出身地である札幌に感謝の気持ちを表した『札幌ダイニング』で故郷に恩返しができれば」とも。

 営業時間は17時~翌4時。

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