ホテル「OMO3札幌すすきの（おも） by 星野リゾート」（札幌市中央区南5西6）が12月1日、貸し切りの札幌市電車内でアイスクリームを食べる宿泊プラン「札幌あったかアイス市電」の販売を始める。
総支配人の羽毛田実さんによると、同プランは冬の暖かい室内でアイスクリームを食べる北海道のならではの習慣を体験してほしいとの思いから企画したという。羽毛田さんは「北海道の冬の過ごし方を道内外の観光客にも発信したい」と話す。
同プランでは、北海道を中心に約1200店を展開するコンビニエンスストア「セイコーマート」の人気アイスクリーム、メロンを食べているかのような香りと味が特徴の「北海道メロンソフト」、生クリームを使った「北海道クリーミーソフト バニラ」の2種類を用意する。
「どさんこ気分を味わってほしい」との思いを込め、オリジナルTシャツも販売する。Tシャツには「どさんこスタイル」の文字と、北海道の魅力を伝える「ご近所ガイド『OMO（おも）レンジャー』」のイラストをプリントする。
羽毛田さんは「日頃から市電を利用している道民の皆さまにも、新感覚体験としてぜひ楽しんでいただきたい」と呼びかける。
営業時間は17時20分～18時50分。定員は1日1組（1～8人）。料金は1組＝2万5,000円～（人数により料金が異なる）。予約は公式ウェブサイトで宿泊15日前まで受け付ける。来年3月14日まで。