札幌市内の経営者らで結成された「北海道おもてなし委員会」(飯島誠一代表)が作成した道内観光情報の中国語フリーペーパーが9月上旬、上海万博の会場で配布される。
中国、韓国などからのアジア観光客へのサービス向上を目的とする同委員会。7月には「おもてなしインフォメーションセンター」をすすきの・ラフィラに開設し、中国語・韓国語対応のスタッフが、市内観光、宿泊ホテルなど案内している。
今回作成した中国語のフリーペーパーは8ページ。日本語で「北海道は中国観光客を大歓迎する」という意味を持つタイトルにし、裏表紙には北海道の草原と流氷の写真を大きくあしらった。札幌市内の観光名所として時計台、テレビ塔、赤レンガ庁舎を取り上げるほか、グルメではスープカレー、ラーメン、ジンギスカンの札幌名物が写真付きで紹介している。地図は北海道全図と札幌市中心部を掲載。札幌中心部では「おもてなしインフォメーションセンター」を詳しく案内する。
上海万博で「北海道の日」である9月3日~5日に計1万5,000部の配布を予定している。