札幌市内で2店舗を構える「札幌スープカレー曼荼羅(まんだら)」(札幌市西区西町南7丁目1、TEL 011-665-0291)が6月24日、カレー風味の具入りラー油「ラーカリー」の販売を始めた。
マスターの構(かまい)さんは昨年、品切れが続く「食べるラー油」の評判を聞き、「自分でも作ってみよう」と開発に着手。ヘルシーな植物性の菜種油や、フライドガーリック、フライドオニオン、干しエビなどをふんだんに使用した具。スパイスとしてクミンシードを使いスープカレー専門店ならではの味付けをするなど、試行錯誤を繰り返し完成にこぎ着けた。スタッフの評判も良かったことから、商品化を考え始めた。
味の種類は辛口のほかにも、小さい子どもや辛味が苦手な人にも楽しんでもらいたいと甘口も用意。パッケージは金色のふたを採用しエスニック風なデザインで上げるなど、従来のラー油とは異なるイメージに仕上げた。
構さんは「これから暑い時期が続くのでそうめんなど冷たい麺に薬味感覚で使うのがおすすめ。ルーカレーにひとさじかければ全然風味が変わり、食欲がない時にも大丈夫。マヨネーズやサラダドレッシングなどとも混ぜることができ、普段の料理にも使える」と話す。「札幌名物のスープカレー専門店が作った、ということでお土産にもぜひ」とも。
1瓶の内容量は90グラムで、価格は840円。同店店頭やインターネットサイト、道内の土産店で販売している。