紀伊國屋書店札幌本店(札幌市中央区北5西5、TEL 011-231-2131)で4月24日、北海道農業研究センターサイエンスカフェ「クラークの丘から」が開催される。
札幌・紀伊国屋でサイエンスカフェ-「うまい北海道米」をテーマに
サイエンスカフェは、ドリンク片手に気軽に科学の話をする参加型のイベントで、イギリスで始まり、ここ数年では日本を含めた世界各国で広まりつつある。会場では、ゲスト研究者の話を聞くだけではなく、参加者からの意見や質問などを含め、対話を通して科学を語り合う。
今回で4回目となる同イベントのテーマは「『うまい北海道米が食べたい!』をかなえる科学」 。「おぼろづき」「ゆめぴりか」「ななつぼし」など、近年、北海道でも適度なモチモチ感のあるおいしい米の新種がたくさん生まれていることを背景に、実際に稲の品種改良に取り組む北海道農業研究センターの研究者が一つの品種ができるまでの誕生秘話と、そこに生かされているサイエンスを紹介する。
研究チーム長の信濃さんは「どんな素朴な内容でも構わないので気軽に質問してほしい。手を挙げるのはちょっと…という方は質問カードに書いて出していただくこともできる。科学の「!」や「?」を皆さんと共有できれば、サイエンスカフェは成功」と話す。
開催時間は14時30分~16時。会場は1階インナーガーデン。参加無料。