江別 蔦屋書店(江別市牧場町)で11月25日、開店7周年を記念した特別企画の第2弾が始まる。
2018(平成30)年開店の同店は、「食」「知」「暮らし」の3棟から成るライフスタイル提案型書店。同店は「本と人、人と地域がつながる場所」を掲げ、第2弾では2企画を展開する。
11月25日~12月7日、暮らしの棟イベントパークとコミュニティパークで写真展「国境なき医師団 ENDLESS JOURNEY」を開催。中東・イエメンを取材してきたドキュメンタリー写真家・森佑一さんの作品展示のほか、現地の家庭の居間を再現した空間演出や、イエメンコーヒーの試飲・販売を行う。北海道大学写真部と連携し、道内から同医師団の活動に携わる人々を撮影した写真も並べる。11月29日・30日にはトークイベントを開き、森さんのほか、同医師団日本会長の中嶋優子さん、日本イエメン友好協会専務理事の佐藤寛さんらがイエメンの文化や人道支援の現場を語る。事前予約制。
12月8日~14日は絵本作家きくちちきさんと札幌千秋庵による「きくちちき×山親爺の世界展」を暮らしの棟で展開。札幌千秋庵の菓子「山親爺」のテレビCMを題材にした絵本「やまおやじ」(西東社刊)のパネル展示に加え、きくちさんのライブペイントやトークショー、親子向けワークショップを行う。食の棟では、あんこと生クリームをパイで包むスイーツ「生ノースマン」やコラボグッズを扱うポップアップショップも開く。
江別 蔦屋書店では期間中、各企画に合わせた関連書籍を選書し、世界と北海道のつながりを紹介する。
営業時間は、食の棟=9時~20時、知の棟=9時~22時、暮らしの棟=9時~21時。いずれも入場・参加無料。