「札幌国際短編映画祭」開催迫る-ノミネート103作品を上映

「札幌国際短編映画祭」開催迫る-ノミネート103作品を上映

「札幌国際短編映画祭」開催迫る-ノミネート103作品を上映

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 今年で4回目を迎える国際映画祭「札幌国際短編映画祭」(通称=SAPPOROショートフェスト、以下SSF)が10月14日、メーン会場の札幌東宝プラザ(札幌市中央区南2西5)、シアターキノなど札幌中心街の劇場で始まる。

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 今回の応募作品総数は昨年の76カ国、2,336作品を大きく上回り、97カ国から3,441作品もの応募があった。その中から選りすぐりの103本の短編作品を上映し、2つのグランプリと19の審査員賞のほか、オーディエンスアワード、映画祭特別賞などを授与する。

 審査員は、映画「スーパーマン」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「アポロ13」などに出演しているアメリカの俳優マーク・マクルーアさんをはじめ、映画監督の石井聰亙さん、札幌交響楽団コンサートマスターの大平まゆみさんなどが努める。

 映画監督が自分自身の作品を3本以上、45分以内にプログラムしてエントリーする「フィルムメーカープログラム」には世界から8人の監督がノミネート。日本からは1998年に京都で活動をスタートし、CGでのセル画作りを研究、デジタルによるアニメーションの可能性を追究し斬新な映像を作り続ける「神風動画」(代表=水崎淳平さん)がノミネートされた。

 作品部門は、海外の作品を集めた「インターナショナルプログラム」、日本の作品を集めた「ナショナルプログラム」、子ども向けの作品を集めた「チルドレンプログラム」などがある。ナショナルプログラムBでは、既に劇場公開も果たしている札幌のクリエーター宇木敦哉さんの作品「センコロール」がノミネートされている。

 そのほか、SSFでは審査員のマーク・マクルーアさんが映画「スーパーマン」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などの舞台裏を語るトークショーや、子どもたちに映像の「作り方」「見方」「楽しさ」をレクチャーする「子ども映像制作ワークショップ」などのイベントも行う。

 チケットは当日券のみ、1プログラム=1,200円、オールナイトパス=3,000円、アワードプレミアム=1,200円など。札幌東宝プラザ、シアターキノで発売している。10月18日まで。

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