
夏祭り「さっぽろ八月祭2025」が7月25日・26日、札幌市北3条広場「アカプラ」(札幌市中央区北2西4~北3西4)で開催される。
2015(平成27)年から「みんなでつくるまちのお祭り」を合言葉に始まり、今年で9回目を迎える。呼び物は、音楽家・大友良英さんが立ち上げた「さっぽろ八月祭スペシャルビッグバンド」による生演奏の盆踊り。普段は個々に活動する地元アーティストが、1年に1度八月祭のためだけに集結して演奏する。今年はリーダーに吉田野乃子さん、MCにMayunkikiさんを迎える新体制で臨む。オリジナル音頭「さっぽろ八月祭音頭」をはじめ、さまざまな盆踊りを生演奏で踊る。
市民参加型プログラム「オーケストラSAPPORO!」も行う。26日に、楽器や音の鳴るものを持ち寄り、大友さんの指揮の下で即興オーケストラを演奏する。受け付けは13時30分~14時55分、演奏は15時~15時45分。
25日は17時45分から盆踊り練習を行い、18時~19時、20時~21時の2部構成で本番。26日は16時45分から練習、17時~18時、19時~20時に踊る。
26日13時45分~14時15分には、大友さんと同ビッグバンドによるライブセッションも予定する。
会場は色とりどりの「大風呂敷」が一面に敷き詰められる。大風呂敷は、震災復興プロジェクト「プロジェクトFUKUSHIMA!」で生まれた布装飾で、札幌国際芸術祭2014をきっかけに市民に披露され、以降八月祭の象徴として受け継がれている。
会場ではこのほか、ジェラートや燻製(くんせい)さばサンド、ランゴシュ(揚げピザ)、コロッケ、ロングポテトなどを販売するキッチンカーや、ドリンク、ギョーザを提供するテントも出店する。
開催時間は、25日=15時~21時、26日=12時~20時。