
大倉山ジャンプ競技場の夏期営業が4月26日、始まった。
1972(昭和47)年に「冬季オリンピック札幌大会」の舞台となった大倉山ジャンプ競技場。現在では冬だけでなく、サマージャンプや夜間のナイタージャンプが可能な設備も整備され、ジャンプ競技大会が開催されている。場内には、札幌オリンピックミュージアムやカフェ、レストランもある。
ゴールデンウイーク中には、「バイアスロン体験 in 大倉山」(5月5日)、「阿部館長によるバックヤードツアー」(同6日)を開催。バイアスロン体験は無料で、日本代表コーチがインストラクターとなり、レーザー銃による射撃を体験してもらう。バックヤードツアーでは同競技場館長の阿部雅司さんが競技場内を案内する。このほか、同競技場のインスタグラムに関連したイベントも行う。6日にはRed Bull Event Car「EZZO」が登場し、DJプレーを披露する。
今年からの新たな取り組みとして大倉山展望台リフトの年間パスポートの販売を始める。「大倉山展望台リフト年間パスポート」(1,500円)と「大会入場付大倉山展望台リフト年間パスポート」(3,300円)の2種類を販売し、有効期間はいずれも発行日から1年間。何度でもリフトに乗ることができるほか、競技場内のカフェで対象商品の割引が受けられるなどの特典を用意する。大会入場付大倉山展望台リフト年間パスポートは同競技場で開催される国内スキージャンプ大会の入場料が無料となる。
当日の開催時間は、バイアスロン体験=10時~15時(予定)。バックヤードツアー=11時~(1回目)、13時30分~(2回目)。バックヤードツアーの参加にはリフト往復乗車券とミュージアム入館のセット券の購入が必要。