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札幌・ノルベサの観覧車を学生がデザイン 来館者の投票により選出

学生たちのデザインを展示した3階イベントホール

学生たちのデザインを展示した3階イベントホール

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 札幌市内の学生がデザインした2基のゴンドラが8月17日、ノルベサ(札幌市中央区南3西5)屋上観覧車で運行を始めた。

北海道の動物たちと札幌市の花、木、鳥を描いた観覧車と宮脇さん

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 札幌市在住のデザインを学ぶ学生らから観覧車のラッピングデザインを募る企画を行った同館。デザインを学生にしてもらうことで地域貢献につなげ、より多くの人にノルベサの観覧車を認知・利用してもらおうと企画したという。

 集まった作品は6月22日~7月17日の期間、同館3階イベントスペースで展示し、来館者による投票を行った。投票の結果、25案の中から宮脇楓果さん(北海道芸術デザイン専門学校)と山本海晴さん(札幌大谷大学)の作品が選ばれた。

 作品コンセプトについて、「北海道の動物たちと札幌市の花、木、鳥を描いた。札幌市の良さを楽しく伝えることができたらと思い制作した」と宮脇さん。山本さんは「テーマは『乗る時計台』。時計台の中に入り札幌の景色が見渡せるデザインにした。時計台に乗っていつもと違う新鮮な体験をしてほしい」と話す。

 2基は当面運行する。

 観覧車の営業時間は11時~23時(金曜・土曜・祝前日は翌1時まで)。1周の料金は、高校生以上=1,000円、小・中学生=500円、未就学児=無料。

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