屋外広告をエコバッグにリサイクル-ピヴォで限定販売

ピヴォの屋外広告をリサイクルして製作したエコバッグ。左=2,000円、下=2,500円、右=3,000円。

ピヴォの屋外広告をリサイクルして製作したエコバッグ。左=2,000円、下=2,500円、右=3,000円。

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 総合広告代理店の東急エージェンシー(本社=東京都港区)は、不要になった商業施設の屋外広告をリサイクルしたエコバッグを製作し、7月14日よりピヴォ(札幌市中央区南2西4、TEL 011-219-4151)で販売している。

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 同社の北海道支社は、ピヴォや駅前通商店街などの広告制作を手がけており、今回エコバッグにリサイクルしたのは、ピヴォの屋外広告として掲出されたもの。ターポリンでできた屋外広告は通常、掲出終了後に産業廃棄物として処分される。「人をハッピーにするために広告を作っていると自負しているが、それがゴミになってしまうのはどうかと思い、自分たちの身の丈に合ったエコ活動ができないかと考え」(同社)昨年9月に企画。

 エコバッグに使用したのは、昨年秋から今年夏までのピヴォの屋外広告6柄。形は3パターンを用意し、価格は2,000円、2,500円、3,000円。一つのデザインでも、それぞれ異なった個所を使用しているため、販売するのはすべて1点物のデザインになる。ピヴォ3階「PIVOT STYLE」で限定50個を販売する。売上金の一部は、知床の自然を守る「知床財団」に寄付するという。

 同社担当者は「今は数多くのエコバッグが乱発し、無料で配布して結局はゴミになるなど、エコになっていない。自信を持って制作した広告がゴミになってしまうよりも、リサイクルされてファッションとしてよみがえるのは、自分たちにできる偽善ではないエコ活動では」と話す。同社は、今後も掲出終了後の屋外広告を保存し、来年以降も販売を予定している。

東急エージェンシーピヴォ札幌のスターバックス5店舗でリサイクルアート展(札幌経済新聞)銀座のスターバックスでリサイクルアート展(銀座経済新聞)「ゴミをmonoにかえる」-とんぼりリバーウォークでリサイクルイベント(なんば経済新聞)

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