
札幌大通のイベントスペース「EDiT」(札幌市中央区南2西6)で11月12日、「北海道シードルコレクション2016」が開催される。
日本シードルマスター協会、ビアセラーサッポロなどが企画した同イベント。世界7カ国から集めたシードル(ハードサイダー)の試飲会をはじめ、シードルと相性がいいチーズや料理を提供する。会場では、複数のアーティストによる音楽ライブも行う。
「シードル」は、リンゴを発酵させた発泡性の果実酒。道内では、札幌や余市などで生産されたリンゴを材料にシードルが生産されているが、あまり知られていないという。
今年8月に開催された東京シードルコレクションに、ビアセラーサッポロの青木栄一さんが道内産のシードルを携えて参加したことが今回のイベント開催のきっかけという。道内でシードルイベントを開催することで、東京開催時に紹介できなかった北海道シードルの良さをPRし、全国的にも関心を高めていくことが狙い。
今回のイベントでは、北海道産シードルとして増毛シードル、ふかがわシードル、タキザワワイナリーシードル2015、藤野ワイナリーシードルブラムリー2015、八剣ワイナリーすぱあくりんご、中井観光農園ナカイヨイチ・シードル、三氣の辺スパークリングワイン、平川ワイナリー藤城議シードル レソンシエル、そうべつシードル、ななえ りんごわいんSparklingの10銘柄を用意する。道外からは、青森、山形、宮城、東京、長野で作られたシードル8種類を集める。
国外からは、シードルの本場フランスのプレスティージュ シードル ギルヴィックをはじめ4銘柄、アメリカ産6種類、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、スペインのシードルなど15種類を用意する。子ども用に、リンゴジュースも用意する。
いずれも限定数を用意するため、ここだけでしか味わえない種類も多く、同じリンゴのお酒でも生産者やロット番号によって味わいが変わるという。
開催時間は11時~18時。参加料は、飲み放題チケット=前売り3,000円(当日3,300円)、銘柄10種類のお試しチケット=前売り2,000円(当日2,200円)。