札幌・古代アシ船で太平洋航海を目指す探検家トーク トンコリライブも

2005年に高知県土佐清水市から東京・神津島へ航海したアシ船

2005年に高知県土佐清水市から東京・神津島へ航海したアシ船

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 北海道立道民活動センター「かでる2・7」(札幌市中央区北2西7)で11月12日、長崎県長崎市を拠点に活動する海の探検家・石川仁さんがトークライブを開く。

探検家の石川仁さん

 石川さんは1995年に行った旅の途中、スペイン人の冒険家キティンムノスさんと出会い、古代民族がアシ船で大陸間を渡った可能性を実証する国連公式プロジェクトに参加。翌年から同プロジェクトで「アシ船マタランギI~III」の製作に関わっている。1999年にはチリからポリネシアのマルケサス諸島まで、88日間8000キロの航海に参加した。

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 2002年に帰国後、日本のアシを使って小型の草舟を作る独自のメソッドを考案し、日本各地でワークショップを開催。これまでにワークショップを含め、計178艇の草舟を製作している。

 今夏は国立科学博物館のチームが実施した「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」で草舟の設計・製造監督を担当、沖縄で草舟作りを指導した。

 トークライブでは、石川さんが再現プロジェクトの今後の計画など海の冒険で学んだ太古からの知恵について紹介する。アイヌアートプロジェクトの結城幸司さん、環境活動家として木を植える活動をしている三笠市の中渓(なかたに)宏一さんをゲストに「自然との対話」をテーマに意見交換する。結城さんのトンコリ弾き語りライブも行う。

 石川さんは「僕が体感してきたアシ船からの学びをみなさんと考えてみたい。そこには太古から続く知恵があり、現代から未来に伝える大きな目的があると思う」と話す。

 トークライブは札幌を皮切りに12月まで全国11カ所で展開する。

 開催時間は18時~20時(開場17時30分)。料金は1,500円、小学生以下無料。

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