第66回さっぽろ雪まつり実行委員会は2月10日、今年初の試みとなる市民雪像の人気投票の結果を発表した。大泉羊(西12丁目会場)、お城(同9丁目)、ムーミン谷の仲間たち(つどーむ会場)の3基が優秀賞に選ばれた。
市民雪像は第16回(1965年)からグループ単位で毎年、人気のアニメキャラクターや話題な人物をモデルに制作されている。例年は5倍前後の応募があり、抽選によって選ばれたグループが講習を受けた後、雪まつり直前の5日間で制作。氷点下の中、毎日午前中から長時間にわたって没頭するグループも多かったという。今年は大通会場80基、つどーむ会場2基の合計82基が作られ、初の試みとして人気投票を実施。スマートフォンアプリ「さっぽろグルメクーポン」で初日(5日)から5日間、投票を受け付け、3975票が集まった。
投票の結果、優秀賞の人気上位3位に選ばれたのは「大泉羊」、「お城」、「ムーミン谷の仲間たち」の3基。297票を集めて優勝した「大泉羊」は大泉洋さんをモチーフとし、今年の干支の羊とリンクした力作。看板には「春からの朝ドラのメェー演技を期待しております」と地元出身の俳優ならではの応援メッセージが書かれた。上位3グループには来年のさっぽろ雪まつり市民雪像の参加権と記念品が与えられる。
さっぽろ雪まつりは今月11日に閉幕を迎える。