北海道文化放送(北海道札幌市中央区北1条西14丁目)は6月23日、株式会社ハートビットが作成するアニメーション「francesca」(フランチェスカ)の制作発表会を行った。アニメーション制作に関わるのはUHB初の試み。
同アニメは株式会社ハートビットが2年前より手がけて手掛けていた地域密着型のキャラクターを起用したもので、世界で8割のシェアを持つアニメーションツール「Toon Boon」を日本で初めて使用した作品となる。ストーリーはアンデット系アイドルのフランチェスカが北海道の名所やグルメを交えながら展開する内容となっており、会見には主役フランチェスカ役を演じる声優の牧野由依さん、同アニメがデビュー作品となる北海道出身の声優、工藤沙貴さんと井澤佳の実さんが駆け付け番組のアピールを行った。
同キャラクターはこれまでも「月寒あんぱん」や大正4年創業の「前野米穀店」とコラボレーションしたゆめぴりか米を販売するなど、北海道をアピールするために活動を行ってきた。その活動がきっかけとなり、今年の2月に石狩振興局のPRキャラクターに任命。現在はその人気が北海道のみならず全世界へ向けて広がっている。Facebookフェイスブックのフォロワーは17万人を超え、アニメーションキャラクターとしては異例となる。
フランチェスカ役の声優であり主題歌も歌う牧野さんは「フランチェスカはとてもかわいい女の子。収録中の雰囲気もとても良くとても楽しい。ストーリーもとても面白くできている。このアニメを通して北海道に行ってみたいなと感じていただければ。どんな反応を頂けるのか楽しみにしている。」と話す。
同番組は7月7日(6日深夜)に、全世界に先駆けて北海道のみで放送。今後は全国、アジア圏を中心に放送を予定する。放送時間は7月6日初回のみ1時20分~1時35分からの放映予定、以降は1時15分~1時30分。