来年の干支(えと)・午(うま)年にちなんだ「干支展」が12月1日、札幌市円山動物園(札幌市中央区宮ヶ丘3、TEL 011-621-1426)で始まった。
「馬九行久」の文字と左向きの9頭の馬のイラスト、馬のたてがみをラッピングした縁起物のお守り
来年の干支になる動物に合わせて企画される同園の恒例イベント。「同園では正月三が日、入園料無料で開園しているが、この取り組みを実施していることを知っている札幌市民の方は意外と少ない。近くには『北海道神宮』もあるので、参拝に合わせた新年のげん担ぎとして干支に触れてみていただければ」と同園経営管理課の津島さん。
ミニチュアホースと写真撮影できる「年賀状用写真撮影会」、ミニチュアホースの園内散歩、馬についてのパネル展や顔出し看板の設置、ブラッシング体験のほか、正月三が日は、「どさんこ馬」の馬ソリ・餌やり体験を行い、「邪気を蹴り飛ばす」などの言い伝えがある縁起物の蹄鉄(ていてつ)、「馬九行久(うまくいく)」と書かれたカードと馬の毛をラミネートしたお守りを配布するプレゼント企画も(各日先着1000個ずつ)。
ミニチュアホースと記念撮影していた家族連れは「最近2歳になる子どもは動物に興味を持ち出したのでちょうどいいイベントだった。年賀状を作るのが楽しみ」と話していた。
開園時間は9時~16時。入園料は、大人(高校生以上)=600円、年間パスポート=1,000円(1月1日~3日を除く)。中学生以下無料。イベント開催時間の詳細はホームページで確認できる。