北海道最大級の夏フェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2013 in EZO」（以下、RSR）のステージで結婚式企画「RISING SUN ROCK WEDDING」が行われ、１組のカップルが「永遠の愛」を誓った。

司会を務めるコヤマシュウさん、増子直純さんと新郎新婦

　1999年から始まった同フェス。石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージで2日間、100組以上のアーティストがライブを繰り広げる北海道屈指のイベント。2日目は午後からオールナイトでライブが行われ、ラストのステージで朝日が昇る。今年は8月16日・17日に行われた。

　同企画は「RSRに思い入れのある人」を対象に主催プロモーター「WESS」（札幌市西区）が参加カップルを募り行ったもの。67組の応募の中から吉村拓馬さん、熊谷美希さんの2人が選ばれた。2人は一昨年音楽イベントで出会い親交を深め、昨年参加したRSR2日目、会場内で新郎拓馬さんがプロポーズ。「結婚記念日もRSR2日目に」という美希さんの思いの下、17日に入籍した直後、RSRのステージで結婚式を迎えた。当日はロックバンド「怒髪天」の増子直純さん、「SCOOBIE DO」のコヤマシュウさんが司会を行い、大勢の来場者が見守る中、指輪交換、誓いのキスを行った。増子さん、コヤマさんは「これからは2人合わせて『ロックな家庭』を築き上げて」と祝福した。

　拓馬さんは「思い入れのあるRSRで結婚式ができたこと、僕らの結婚式に大勢集まっていただき祝福されたことが本当にうれしい。やはりRSRはすごい」、美希さんは「プロポーズされるならRSRと思っていたので去年もとても嬉しかった。今年も本当に楽しくて楽しくて、一生忘れない」とRSRへの思いとともに喜びを語った。2人は「子どもと一緒に親子でRSRに参加することが夢」と話していた。