ピーチ、新千歳空港就航1周年-搭乗率76%、150万以上が利用

ハイタッチして笑顔で利用客を見送る客室乗務員ら

ハイタッチして笑顔で利用客を見送る客室乗務員ら

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 国内初の格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)が3月1日、札幌・新千歳空港~大阪・関西国際空港便の就航から1周年を迎えた。

ピーチ・アビエーション恒例の「ピーチポーズ」を取る客室乗務員の女性

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 現在5往復便を運行する同航路。2月末までの搭乗率は76%で搭乗者数は150万人を突破した。就航当初の目標搭乗率は70~75%で、利用率は順調に推移している。利用男女比は男女5対で、男性の利用が多い他社に比べ女性の利用率が高く、20~30代女性の利用率は全体の30%に上る。運賃は通常片道4,590円~で、LCC参入前の運賃の約3分の1で、5,000円を下回る価格が旅行客の需要を新たに掘り起こした。

 当日は1周年を記念し、客室乗務員がハイタッチして笑顔で利用客を見送った。70代の男性は「釧路から札幌に来たが、その運賃の半分ほどで大阪に行ける。信じられない価格。今まで大阪には何度も行ったことがあるが、LCCを利用するのは今回が初めて。この安さは魅力」、堀口香菜さん(19)は、「大阪にライブを見に行くために今回初めて利用する。今までは飛行機の運賃を考えると足踏みした。今後も利用したい」とそれぞれ低価格の魅力について話した。

 同社千歳空港所の高野一比古(かずひこ)所長は「1年前、当社は365日の安全運行と365日の低価格という2つの約束を掲げた。今後もこの約束を守るためまい進する」と意気込みを語る。

今後も就航路・就航便を拡大、那覇からアジア圏への国際線就航拡大も図っていく。

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