「明かり」の可能性を追求し、新しい「明かり」の形を提案する作品展「あかりメッセージ2008さっぽろ『光・源・展』」が1月19日より、札幌芸術の森(札幌市南区芸術の森2、TEL 011-592-4122)工芸館展示ホールで開催されている。
1998年より東京・六本木のギャラリーで開催されている同展は、日本インダストリアルデザイナー協会東日本ブロックの「ライティング研究会」所属作家による作品展。今年は「あかりメッセージ10周年記念展」として、六本木での開催を皮切りに札幌、神戸、名古屋の4カ所で開催される。
昨年に続き2回目の開催となる札幌展では、全国公募で選ばれた学生の作品16点を含め、「ライティングデザイナー」による作品計44点を展示する。会場では、学生による提案「学生作品の展示~次世代へのあかり文化の継承」、光の本質と可能性「45センチ立法の空間を使った光表現」、光を発するプロダクト「照明デザインのプロトタイプ展示」の3コーナーに分けて展開。さまざまな光源を利用した照明や、触って発光させるなどのユニークな作品も展示している。
同展では、「光のオブジェとして、照明としての表現の可能性を示し、『あかり』のある心豊かな生活を、展示を通して提案する」という。
開館時間は9時45分~17時。月曜休館。入場無料。2月17日まで。