札幌・厚別滝野公園通りそばに7月8日、ハワイ産コナコーヒーを主力にしたカフェ「R Comfortable cafe(アール コンフォータブル カフェ)」(札幌市清田区平岡10条1、TEL 011-896-9250)がオープンした。
自宅の一部を改装し営業する同店。店主の湊さんは自宅の設計時から「カフェをオープンしたい」との思いがあり、交流の深かったハワイアンローカルの知人から教わったハワイの名産「コナコーヒー」の味に引かれ開業に踏み切った。
「comfortable(快適)」をコンセプトに据え、アンティークのインテリアを配置し「くつろぎと落ち着きのある雰囲気」に仕上げたという。店舗面積は約15坪で、席数は10席。
同店のコナコーヒーは、湊さんがハワイで直接買い付ける「ピーベリー」とう品種を使用。通常のコーヒーには1つの実の中に2粒の豆が入っているが、同品種には1粒の豆しか入っておらず、他のコーヒー豆のような楕円(だえん)形ではなく、球状の丸みを帯びているのが特徴。全体の収穫量のうち5パーセントほどしか採れない希少なもので、「丸い豆は均一に焙煎(ばいせん)できるのでより深く濃厚な味わいになる」という。
主なメニューは、「日替わりランチプレート」(1,000円)、ハワイの代表的料理の「ポキ」、「ベーグルラスク」(以上400円)、「本日のピザ」(650円)、「ベーグルプレート」「ハモンセラーノ」(以上700円)、「ナッツタルト」(350円)、など。
主なドリンクメニューは、「コナコーヒー・ピーベリー」「アイスコーヒー」「樽生・札幌クラシック」「自家栽培スペアミントのモヒート」(以上500円)、「本日の紅茶」(350円)、「コロナ」「クアーズライト」(以上600円)など。
湊さんの実家も札幌近郊でカフェ「猫のしっぽ」(北広島市大曲柏葉2)を営業し、そこで作るスイーツはリピーターも多い人気商品。「R」で提供するスイーツはコナコーヒーに合うものをセレクトし、「猫のしっぽ」から取り寄せている。
湊さんは「地元の方の散歩の合間や外出するついでに立ち寄っていただき、希少なコナコーヒーを楽しんでほしい。街中の騒がしさをはなれ、ゆったりとした時間を過ごしていただければ」と話す。
営業時間は11時30分~21時(ランチメニューは15時まで)。火曜定休。