日本ケンタッキー・フライドチキン（東京都渋谷区）は7月4日、全国381店舗で「オリジナルチキン食べ放題！」を実施し、札幌市内のイベント実施店は来店客による長蛇の列でにぎわった。

最初に提供されるケンタッキーオリジナルチキン3ピース・ドリンク・ポテトのセット

　同イベントは、同社の創業日である同日に合わせて展開するもので、10年ほど前の実施に続き2回目となる。

　今回は1175店ほど展開する店舗のうち、比較的席数の多い店舗で実施。札幌市内では、「白石」「札幌麻生」「真駒内」「琴似」「札幌前田」の5店で展開。白石店では、店内の約半分を使い食べ放題専用席22席、予備8席の計30席を設け来店客を迎えた。

　当日の白石店では、13時の開始を前に来場客が列を作り、先頭に並んだ客は「11時前から並んで待っていた」という。12時30分過ぎには同店の周りに100人以上が並び、食べ放題客の入店を締め切った。締め切り以後に並ぶことができなかった来店客の男性2人組・柴田さんと石川さんは「ちょっと甘く見ていた。チキンの皮よりしょっぱい思い」（柴田さん）、「残念だった。チキンに対する執念が足りない『チキン野郎』だった」と、それぞれ悔しそうに話していた。

　男女や年齢問わず幅広い層が来店。チキン3ピース・ワンドリンク・ポテトの食べ飲み放題を楽しんでいた。「10ピースが目標」として来店していた江尻さんは、計12ピースを食べ、「7ピース目から限界かと思ったが、自分への挑戦として何とか食べることができて満足」と腹部を抱えながら笑顔で話した。