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札幌・西屯田通りにベーカリー「しげぱん」-利用客、パン考案しリクエストも

「しげぱん」の店内

「しげぱん」の店内

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 札幌・西屯田通りに4月29日、ベーカリー「しげぱん」(札幌市中央区南4西13、TEL 011-300-6789)がオープンした。

「とろとろの食感」のフレンチトースト「しげる」

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 店主の立原茂さんの両親は「プルマンベーカリー」(西区宮の沢)を経営。小学生のころから店の手伝いをしてパン作りに携わってきた。飲食店や不動産の営業などさまざまな職業を経て同店を開業した。

 店舗面積は約8坪。同店では、一般的なパンの名称ではなく、個人の名前、または個人が考案したパンとネーミングした商品を提供。「これまでさまざまな人に出会いお世話になった。店を立ち上げる際に知人・友人に電話してどんなパンが食べたいか尋ね、その人の名前やその人が考えたパンの名前を付けてもらい、店に来たときに『自分の考えたパンがある』ということを楽しんでもらおうと思った」と立原さん。来店客は、「リクエストシート」に商品名や価格帯、商品の特徴、完成図などを書き込み、新商品をリクエストできる。

 商品は、クロワッサン、食パン、スイーツパン、フランスパン、総菜パンなどをラインアップ。商品名は、チョコチップメロンパン「さくら」、ベーコンとエビを使ったクロワッサン「柴田」(以上130円)、アーモンドチョコデニッシュ「かまちゃん」、ブルーベリーとクリームチーズのデニッシュ「めぐみ」、アップルパイ「亜沙美」(以上180円)など約100種。「リクエストもどんどん増えていき1日1つは新しいパン生まれる。150種ほどのラインアップを目指したい」と立原さん。「リクエストされたパンは同じ種類のパンでも焼き方、使う素材、食感などを変えている。毎日来ても飽きないようなパンを作り続けたい」

 立原さん「おすすめ」のメニューは、15時から提供するフレンチトースト「しげる」(250円)。「前日から卵のソースを漬け込み中までしっかり浸透させる『とろとろ』の食感を楽しんでもらいたい」

 立原さんは「素材の特性なども考慮したときリクエストに応えられない場合などもあるが、自分が食べたいと思ったパンをどんどん提案してほしい。お気軽にお越しいただければ」と話す。

 営業時間は9時~20時。

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