新感覚の創作どら焼き専門店「ふくらか」(札幌市西区発寒3、TEL011-668-8808)が4月21日、発寒南駅近くにオープンした。同業態の出店は道内初。
店内では、職人がどら焼きを作る工程をガラス越しに見ることができ、出来立ての商品がショーケースに並ぶ。
メニューは、定番のあんをはじめ、桜餅を丸ごとサンドした「さくらもち」(147円)や抹茶ゼリーと抹茶クリームをサンドした「抹茶」(147円)、「レアチーズ・カシスジャム」(189円)、「チョコバナナ」(179円)、リンゴやイチゴなどのフルーツを使用したものなど全23種類。モンブラン(200円)、ティラミス(179円)、いちごカスタード(210円)、3種のベリーレアチーズ(231円)などの「人気が高い」(同店)という。今後は季節のものを取り入れた新商品の開発も予定。
4月21日・22日はオープン記念として全品105円で2,500個を販売し、5時間で完売した。オープン前にテレビで取り上げられた影響もあり、店頭には長蛇の列ができ、購入までに2時間以上かかるほどの反響だったという。購入客は20代~30代・50代の女性が中心。男性客がまとめ買いする姿も。
同店を立ち上げたケアネット(札幌市西区西野10)の芳賀康夫社長は「脇役と思われているどら焼きをメーンのデザートにしたかった。洋風のテイストを織り交ぜ、やわらかい『和』を表現している」と話している。
営業時間は10時~20時だが、毎日13時ごろには完売のため閉店してしまうことが多いため、2号店も検討しているという。