日本コカ・コーラ(東京都渋谷区)と北海道コカ・コーラ ボトリング(札幌市清田区)は4月9日、新容量・新形態の1.25リットルペットボトル「スマートボトル」を全国に先駆け道内で限定発売した。
北海道の世帯構成調査で、北海道は1世帯当たりの人員が東京の2.03人に次いで2.21人と47都道府県中で2番目に低いという結果から、開封後も飲料が新鮮なうちに飲みきることがきる「2人暮らしの世帯向けサイズ」に合わせたという。大きさは、幅=85ミリ、高さ=253ミリで、冷蔵庫への収納しやすさ、ペットボトル中央部にくびれをつけて注ぐ際や持ち運ぶ際の利便性に配慮した。
北海道コカ・コーラ ボトリングは約42億円を投資して札幌工場に設けた新たなマルチ製造ラインを3月8日から稼働。これにより、札幌では280ミリリットルの小型サイズから2リットルの大型サイズまで11種類のパッケージの製造・供給ができるようになり、道外から購入・運搬にかかっていたコストや二酸化炭素を削減し、地産地消のモデルも形成する。
現在、スマートボトルを導入しているのは「爽健美茶」「綾鷹」「からだ巡茶」「アクエリアス ビタミンガード」「アクエリアス」「紅茶花伝 マイルドミルクティー」「紅茶花伝 ロイヤルストレートティー」の7種。道内での実績を基に、今後は全国でも流通も予定する。
メーカー希望小売価格は208円。