隠されたヒントを探し出し謎を解く体験型イベント「記憶喪失からの脱出」が2月19日・26日、ススキノのレンタルスペース「J-ROOM」(札幌市中央区南5西5)で開催される。主催は北海道リアルミステリー運営所。
イベントの企画制作やフリーペーパーの発行などを手掛ける「SCRAP」(京都府中京区)が始めたインターネットの無料ゲーム「クリムゾンルーム」を現実で実体験するイベント「リアル脱出」に参加した森下智さんが企画した。「学生のころにイベントの存在を知り、学園祭などで企画していた。昨年北海道で初めて開催されたイベントに参加し熱狂と興奮を体感した」と森下さん。「東京を中心に徐々にブームになっている体験型の謎解きイベント。北海道ではまだまだなじみが無いので、まねと思われるかもしれないがエンターテインメントとして多くの人に知ってもらうきっかけを作りたかった」と振り返る。
イベントの内容は、ある部屋に閉じ込められた人たちが煙を吸い、1時間以内にワクチンを投与しなければ記憶喪失となる設定。室内にちりばめられたヒントを基に謎を解くとクリアできる。「自分が主人公となり謎を解いていく楽しみがある。ぜひ一度体験型の謎解きイベントの醍醐味(だいごみ)を味わってもらいたい」
「今後は定期的に開催し規模を大きくしたい。最近では企業のリクルートに同形式のイベントが採用されている例もあるので企業とも協力して企画などできれば」とも。
開催時間は12時~・14時~・16時~・18時~・20時~の5つの時間帯から選ぶことができる。参加費は500円。申し込みはホームページで受け付けている。次回は「とある高級ラウンジからの脱出」と題し、3月17日~20日に開催する。