北海道・石狩で開催される夏の野外フェスティバル「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2012 in EZO」の会場が大幅にリニューアルされる。主催はコンサートの企画制作、ライブハウス「ペニーレーン24」運営などを手掛けるWESS(札幌市西区二十四軒4条5)。
「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2012 in EZO」のロゴ
1999年から始まった北海道最大規模で開催される同フェスは、1日目の昼から深夜、2日目昼から翌日の明朝まで開催され、ラストのステージ演奏時に日の出を迎える自然と音楽を組み合わせた北海道発の音楽の祭典。毎年道内外から約6万人を動員し、多くの音楽ファンでにぎわう。
1回目は1ステージで展開するフェスだったが、開催を重ねアーティストのラインアップやステージの数を増やすなどで規模を拡大。現在は7つステージで、それぞれライブを繰り広げる。
今回のリニューアルでは会場内外のインフラを整備し、駐車場から会場までの距離の短縮。入退場のゲートも2カ所に増設し、新たなテントエリアも設ける。それに伴い「SUN STAGE」「EARTH TENT」「RED STAR FIELD」3つのステージ配置を移動し、「GREEN OASIS」「MOON CIRCUS」「CRYSTAL PALACE」の3ステージに代わり2つの新たなステージを設ける。
「今までは駐車場から会場まで距離もあり、テントの道具などを持って移動するにはかなりエネルギーを使っていた。入場時の混雑も長年の課題でそれらのフラストレーションを緩和できるはず」と同社ディレクターの齊藤亮さん。「スタートに対するストレスを減らし、より気軽に楽しんでもらいたい」
「フェスの雰囲気は日常とは違う特別な非現実的な空間。敷居が高いと思われがちだが、音楽に囲まれたフェスという場を一度体感してもらいたい」とも。
開催は8月10日・11日。料金は、10日券=9,000円、11日券=1万2,500円、通し券=1万8,000円、「HEAVEN’S テントサイト付き入場券」「FORESTテントサイト付き入場券」=2万1,000円、「HAPINNESSオートキャンプ付き入場券」=3万円。チケット先行予約は、HEAVEN’S・FOREST両テントサイト付き入場券=3月1日~15日、HAPINNESSオートキャンプ付き入場券=4月1日~15日を予定。