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札幌にラーメン店「しゃぶしゃぶラーメン」-1.3キロの「バカ盛り」メーンに

同店「一番人気」のみそらーめん

同店「一番人気」のみそらーめん

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 札幌中央区の米里行啓通沿いに9月19日、ラーメン店「しゃぶしゃぶ らーめん酒家」(札幌市中央区南14西8)がオープンした。

「しゃぶしゃぶ らーめん酒家」の外観

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 37年前に同地域に住んでいたという店主の中さん。ラーメン店で腕を磨き、数十年にわたり経営にも携わってきたが、「思い入れのある地元で原点回帰したい」という思いから同店を開いたという。

 店舗面積は約28坪。席数はカウンター8席、テーブル10席、小上がり14席の計32席。20年続き地元住民に親しまれていた「とんかつ鞍馬」跡ということもあり、店内は木目調の落ち着いた雰囲気を最大限生かす形で仕上げた。

 同店のこだわりは、太麺1.5玉を使い、モヤシ300グラムの上に牛バラ肉100グラムを載せ、さらに玉ネギ・白菜などを加えた総重量約1.3キロのボリューム。「たっぷりのモヤシに牛肉と、見た目は二郎系ラーメンをイメージした」と中さん。

 「バカ盛り」をコンセプトとする同店のターゲット層は男性の少人数客。そのため、テーブル席4人掛けではなく2人掛けを多く設けた。実際の客層も男性客が圧倒的に多いという。

 メニューは「みそらーめん」「しょうゆらーめん」「塩らーめん」(各750円)の3種類。サイドメニューにライス(150円)・小ライス(100円)、卓上には無料で生卵を用意する。中さんの「おすすめ」は、同店「一番人気」という「みそらーめん」。「札幌ラーメンといえばもちろんみそが一番。お客さまの大半がみそらーめんを注文する」と中さん。

 「本来であれば、このボリュームだともっと高額で提供しなければならないところだが、当店ではB級グルメよりも安価でボリュームもある『E級グルメ』をお客さまに提供したい」とも。

 現在は昼間のみ営業する同店。今後は夜の時間帯を「しゃぶしゃぶ居酒屋」として営業し、将来的には家族連れなどの地域住民もターゲットに地元定着を目指すという。中さんは「時代の流れに合わせ、飲食店も日々変化している。息を長く根強くやっていきたい」と話す。

 営業時間は11時45分~14時。火曜定休。

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